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  モンゴルの草原で馬やらくだと暮らしていたふたりの王子 作者のメンド・オーヨ氏 |
モンゴルのゴビ草原をアルタイ・スンベルと いう王様が治めていました。ところが長い間 雨が降らず、草も枯れて水もなくなってしま いました。そこで王様の一家は長いキャラバ ンを組んで旅に出ました。地平線に向かって どこまでも進んでいきました。しかし、王子や 后たちはその途中で父親の王様とはぐれて しまうのです。 それでも彼らは父親の言いつけを守って 青い山を越え、山脈を越えてどこまでも進ん でいきました。すると、天の国へ渡る美しい 橋が架かっているのでした。 こうして王子たちと后の不思議な銀河の旅 がはじまります。彼らは果たしてどんな風景 や人たちと出会うのでしょうか。王子たちは 父と再会できるでしょうか。 この物語はモンゴルの昨年度最優秀童話 賞を受賞した優れた絵本です。 この絵本の絵を描いているボロルマーさん は海外でも活躍し、いろいろな絵画賞を受け た才能豊かな若い画家です。 福音館の月刊雑誌『おおきなポケット』 2009年1月号に「41羽の白鳥」のイラストを 描いています。 |
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